男性ユーザさんと風の小話のつもり

「何故、貴方は……わたしの、ところくるの?」
ふと感じた疑問を口にする。
「なんでって、風は俺と一緒にいるの嫌か?」
逆に質問を返されて、返答に困って口ごもる。


イヤじゃない。 嫌いじゃない。
そう思っていても口が上手く動いてくれない。


「俺は、お前と一緒にいるのが好きだからここにいるだけだよ」


そう言って、頭をなでてくれる手は温かい。


この人はあの人とは違うけれど、同じ……匂いがする。