会話
「なんかヴィアさんって、みんなのお父さんみたい」 ヴィア「お、父さん?」 「うん、優しいお父さんって感じがする」 ヴィア「ははは、それは面白い。 じゃあ、君は皆のお母さんにでもなるかい?」 「ここの人たちまとめるのなんて私には無理」 ヴィア「そ…
赤人さんは、手にした缶コーヒー見て、黙り込んでる。 赤人「ブラック、無糖だな……」 「コーヒー、ダメでしたっけ?」 赤人「な、んなことねーよ!」 勢い良く蓋を開けると、ごくごくと音をさせながら、一気に喉に流しこんでいく。 「そんな一気に飲まなくて…
赤人「よー、へーすけー、花粉症そろそろ引っ込んだか?」 平助「いや、まだ少し……」 赤人「お前の症状スゲーもんなー、こっちまでうつりそうになるわ」 平助「うつれ! お前もたまには人の苦しみを知れ!」 赤人「えー、俺そう言うキャラじゃないしー。 人…
ひとまろ「みつねー、この問題なんだけどさー…」 みつね「ああ、これはXの……って、何で私に聞くんだよ! 逆だろ、普通!」 ひろまろ「いや、だって、みつねの方が数学強いでしょ」 みつね「兄としてのプライドとかないのかよ!?」 ひとまろ「そんな面倒なもの…
ディース「のう、ヴィア、ベンガルトラを飼いたいと思うのだが」 ヴィア「駄目です。 絶対に駄目です」 ディース「なんじゃ、シュナが猫を拾ってきた時は、本人の意思を無視して飼えといっとったじゃないか!」 ヴィア「子猫と猛獣を一緒にしないでください…
目の前でひらひら揺れる髪を、なんとなく引っ張る。 「痛っ! 何するの!?」 少しむくれた顔で、俺の方に視線をあげて、そいつが言った。 「何って、いつも人の頭好き放題なでまわしてんだろ? たまには俺にも遊ばせろよ」 「遊ばせろって……」 「変な事はしね…
にえ「にぎゃぁああああああ! 潰れる! つぶれるぅううう!!」 赤人「潰れない潰れない、あはあははははは」 にえ「いたいいたい!」 赤人「すげーな、腕伸びるぞこれ」 みつね「酔ってるな、あれ」 ひとまろ「……完璧に酔ってるね」 みつね「助けてやれよ」 …
マルティ「ヴィア様、しいたけ残ってますよ」 ヴィア「残っている、ではなくて残したんだよ」 マルティ「ちゃんと食べるまでお皿片付けませんからね?」 ヴィア「うっ……」 ディース「なんじゃ、だらしないのう、ヴィア」 ヴィア「そう言うお師匠も、にんじん…
風「……水、ねこ……好きなの?」 水「な、何を急に!?」 風「この間、外見えたの……窓から。 水、ねこに餌あげてたわ」 水「す、好きと言う……ほどでは………」 風「……そう、なの? 嬉しそう、だったわ、すごく」 水「気の、せいです…………」
アルザ「おーい、バド、これって何の薬だ?」 バド「何だと聞かれてもなぁ。 俺も知らん」 アルザ「自分で分からんもん仕入れんなよ!」 バド「ってゆうたち、それ持ってきたの白蛇やきな」 白蛇「面白イデショ? 訳分ワカラナクテ」 アルザ「お前も分かって…
アルザ「……俺、何でこんな格好してるんだろう?」 シュナ「何故って、賭けに負けたからに決まってるでしょう」 ディース「じゃな」 ヴィア「そもそもアルザに賭け事は向かないだろうに……。 変に負けん気が強いからそんな格好をさせられるんだよ」 アルザ「い…
ディース「ヴィーア、暇だから遊べ」 ヴィア「お師匠が暇でも私は暇ではありません」 ディース「む、むむぅ……か弱い老人 しかも師匠の可愛らしいお願いも聴いてくれんと言うのか?」 ヴィア「そういう事をご自分でおっしゃるのはどうかと……。 そもそも先ほど…